希望の道しるべ

2014年05月

「すき家」の28店舗がアルバイト店員の不足で現在、営業休止していると明らかにした。改装中の店舗も含めると計184店で営業を再開できていない。小川賢太郎会長兼社長は同日の決算記者会見で、「多くのお客様に迷惑をかけ申し訳ない」と謝罪した。

もうバイト代をあげてもなかなか集まらないでしょうね。
集まったとして会社が利益をだせるかどうか怪しいものです。
人員が集まらないというのを理由にしていますがもしかしたら客も減っているのかもしれません。
ここまで悪名を轟かせたらすき家で働くのがちょっと恥ずかしくなるのが人間です。

すき家はやりすぎましたね。
バイトを犠牲にして利益をだすというビジネス形態はもう終焉に向かっています。
すき家以外の飲食店もそのところを考えなおさないと今後人員不足で閉店とかあり得ると思います。
働くひとにきちんとした報酬をだして労働基準法を守っていたらこんな事態にならなかったと思います。
しかし今までよく続いたなあ。
私は人生で一度だけすき家で食べたことがある。
それも自分の意志ではなく会社の人間と行動を共にしていた時なので仕方なく一緒にすき家で食べた。
すき家に誘った会社の人間に私は不信感をもったのはいうまでもない。
様々な飲食店がある中で何故すき家を選んだのかそのセンスを疑った。
すき家でカレーを食べたが美味しくなかったし決して安くもない。

なんでここをわざわざ選んだのだろう。
入る前から満足できない店だと雰囲気で判別できないそのセンスはひとから疑われて当然です。

途中の道中においしそうな香りを漂わすお店がいっぱいあったのに。
サラリーマンといえど少しはプライドをもってほしい。
大の大人が雁首揃えて夕食を取るところがすき家では情けなさすぎる。
安月給でも数百円の差なんかどうでもいいではないか。
毎日外食をするわけでもないしかも出張先ですよ?
出張なんて年に数えるほどしかない。
泊の出張だったので夕食の補助費が会社から出る。
普通はその地方のものが食べたいとか思うのが人情ではありませんか。
せめてファミレスにしてほしかった。
出張先ですき家ってあり得ない。

すき家はバイトの犠牲の上に成り立っているがこういうところで食事をする客にそもそもの問題がある。
そんな金がないなら外食なんてするなと言いたい。

調味料大手「ブルドックソース」(本社・東京都中央区)の工場の機械を壊したとして、群馬県館林署は30日、群馬県館林市尾曳町、アルバイト、 高岸政和容疑者(44)を偽計業務妨害と器物損壊容疑で逮捕した。
容疑は3月24日午前0時20分ごろ、館林市内にあるブルドックソースの子会社工場で、液体調味料の小袋に賞味期限を印字する機械の制御基板 (約1万2000円相当)を壊し、製造ラインを操業不能にしたとしている。
同署によると、高岸容疑者は2012年5月から今年3月まで派遣社員として働いており、「会社に不満があった」と供述しているという。印字機は 点検作業のため停止しており、消費者への被害はなかった。この工場では昨年から印字機の不具合が十数回起きており、関連を調べている。【山本有紀】

44歳のアルバイト派遣が乱を起こした模様です。
最近多いですね。
もう資本主義の崩壊かと言われる時代に突入したみたい。
ブルドックソースといえば有名な企業。
制御基板 (約1万2000円相当)を壊した程度なのだがニュースになっていてなんだかという気がします。
大手企業の場合は実名報道されるのですかそうですか。
企業ももう少し考えていかないといけない世の中になったということです。
安く人をこき使う時代は終わりました。
きちんと給料を支払ってきちんと雇用していればこんなことは起こらなかった。
もちろん今回の事件は起こした本人が悪いです。
しかしこういうことが起きる世の中がおかしいかといえばそうでもない。
静かなる反乱とでもいうべきか。
人間としてきちんと雇用していれば絶対に起きない事件であることは確かです。

派遣とか非正規とかで荒れた今の時代は後世はどう判断するのだろうか。
後世はもっと酷い世の中になっているのかそれとも今よりいい世の中になっているのかによるのでしょう。

資本主義の今後はどうなるのだろうか。
今回のような事件が多発するようだと企業は活動を自粛せざる負えなくなりそうです。
今日は春闘でした。
春闘といってもただの既得権益のための春闘であって決して派遣やアルバイトのためのものではありません。

派遣とかアルバイトももっとみんなで団結して春闘に参加したら多少は変わるのかもしれない。
しかしそうなったら経団連などは外国人労働者を日本にいれることになる。

なんということだろ。
働かないという反抗手段も一つの手であるというのは真実かもしれません。
外国人労働者は日本人労働者よりももっとわがままなのでそのうち彼らがなにかを変えてくれるのかもしれない。

それまで静かに待つのか・・・・

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