脱法ハウスというのを聞いたことがある。
賃貸物件として許可を取得していない物件のことです。

各部屋は3畳ほど。
仕切りであるはずの壁は天井までない。
隣の部屋の生活音は筒抜け。
賃料は光熱費込で月2万から3万。

うーん月3万だしたら都内であってもおんぼろ風呂なしアパート位はあると思う。

では何故脱法ハウスに住むのか。

保証人がいなかったり仕事がなかったりする人はアパートが借りれないことがあります。
日本では住所がないと仕事にありつけない、しかし住所は仕事がないと難しい。

こういう人にとってはなにも聞かれずに入居できる脱法ハウスが最後の頼みの綱となっています。

とりあえず住所があったらアルバイト位はできる。
アルバイトでお金が貯まったところで本格的に就職先を探すこともできる。

脱法ハウスは問題だらけですがこういう貧困に困った人を受け入れるところがあまりにも無いという方が問題です。
ちょっと前までは脱法ハウスではなくインターネットカフェでした。
インターネットカフェでも住所を貸すところはあったようなのでインターネットカフェのほうが脱法ハウスよりマシなような気もしますが。